ict・dx推進|サステナビリティ|鴻池運輸-九州现金网

基本的な考え方

ict推進本部は業務プロセス改革と事業変革を実現するdx-ict基盤の構築を目指して2018年4月に発足し、ict基盤の再構築・生産性改革を中心に取り組んでまいりました。この基盤の上に、konoikeグループ事業がict技術とデジタル技術を活用し、ビジネストランスフォーメーション(既存事業モデルの変革)を進め、新たなお客さまの獲得や既存のお客さまとのお取引の深耕化を図り、新たな売上、利益を創出できるようにすることが基本的なミッションです。具体的には、事業面では、グローバルに展開するフォワーディング事業のec事業モデル化および物流事業における最適なサプライチェーンを担う統合物流パートナーとしての進化に取り組んでいます。加えて、konoikeグループ従業員、関係者がデジタル技術を広く活用し、品質と生産性の高い業務に集中できる業務プロセスの構築を進めています。2030年ビジョンに向けてこのような「技術」にフォーカスして高みを目指すなかで、当本部は高みを目指す担い手である「現場」の課題や潜在的なニーズをしっかりと理解すること、そして、各本部においては、ict・dxの十分な理解促進を変革の両輪と考えて取り組んでいます。

2020年3月期~2023年3月期までの実績

2019年3月期~2022年3月期までの実績

ict・dxを活用した変革への取り組み

急速な技術革新の進展によって物流業界においても既に、異業種の参入による従来のサプライチェーン改革などさまざまな変化が生まれています。今後は、生産年齢人口の減少をはじめ、社会経済環境の変化により当社の競争環境がより厳しくなっていくなかで、ict・dxの取り組みは極めて重要であると認識しています。同時に、実際の取り組みにあたっては、「攻め」と「守り」の両面での推進を基本に中長期の全体構想を掲げて取り組みを進めてまいります。特に、今中期経営計画においては、dxの攻めの戦略として、①新統合物流システムの標準モデルの完成と食品事業、機械系事業、一般物流への展開を行い、物流業務の高度化を目指すこと、また、②フォワーディング事業のb2b変革を支えるグローバル&デジタルフォワーディングシステムの構築と展開をし、中堅マーケットへの拡大を目指すことを重点取り組みとしています。守りの戦略としては、①業務プロセスのデジタル化とデータ連携による業務のスリム化を行い全社業務の生産性向上を図ること、②ゼロトラストを前提とした情報セキュリティの構築、③bcpを前提とした情報システムクラウド基盤の構築と安心・安全で最適な情報システムの運用体制の確立を重点取り組みとしています。

ict・dx推進全体構想

ict・dx推進全体構想

現場力強化に結実する活動

デジタル技術を利用した技術革新 a 新統合wms導入実績件数
b 事業現場業務の生産性向上実績件数(salesforce活用等)
c バース予約管理システム導入実績件数

a.新統合物流システムの標準モデル完成

新統合物流システムの標準モデルとして、ハンディターミナルの標準実装を行うことにより、倉庫内における製品や人の単位作業のデータトレースを取得することができ、作業進捗の可視化を実現しています。これまで作業分析は作業日報やオフラインにより集計を行っていましたが、上記からデータを得られることにより、分析の可視化や作業時間の削減、効率化に取り組んでいます。
2019年3月期~2022年3月期までの実績

b.事業現場業務の生産性向上

勤怠管理業務のデジタル化として、ai-ocrやrpaを活用することにより生産性の向上を実現しています。これまで、作業日報と出退勤実績とのチェック作業や勤怠情報のデータ入力は手作業で実施してきましたが、ai-ocrによる作業日報のデータ化やrpaによるチェック作業・入力業務の自動化により、作業時間の削減に取り組んでいます。
2019年3月期~2022年3月期までの実績

konoikeグループ統合報告書2023

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